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第2回 オイルは大事!


オイルの役割は、金属面を油膜で覆い、摩擦を減らし、
よく滑らせてやることで金属面の発熱と摩耗を防ぐことです。

一般的に3000キロ、3、4ヶ月と言われています。
私もこれで良いと思いますが、NA車の場合は、5、6ヶ月でも良いでしょう。
ターボ車は、エンジンオイルを酷使しますので、劣化がNAと比べると明らかに速いです。
(タービンが、エンジンとは桁違いに回ります。タービンのオイルもエンジンオイルを使います。)
3ヶ月でオイル交換した時と、4ヶ月でオイル交換した時では、交換後のフィーリングも、
体感できるほど違います。
2ヶ月で交換と、3ヶ月で交換では、殆ど変わらなかった印象を受けます。

どれだけ、過酷な状況でオイルを使ったかが重要なポイントとなるわけです。

オイルを選ぶときは、殆どの方がディーラー指定のグレードを選ぶと思います。
確かに、指定グレードのオイルを入れていれば、問題は生じませんが、
よりグレードの高いオイルを入れることで、 より快適なドライビングを楽しむことが出来ます。
普通の方は大体6ヶ月でオイル交換するので、多少高いオイルを入れても経済的に何の問題もないと思います。

次は粘度です。
オイルには、10W40など数字が書いて有りますよね。これが粘度です。
左側が低温時の粘度で、右側が高温時の粘度です。
数字が大きいほど硬い事を示し、
小さいほど軟かい事を示します。

低温側の表示は:
0W、5W、10W、15W、20W、25W など。
高温側の表示は:
20、30、40、50、60などがあります。

下が小さく、上が大きいものが、使用範囲の広いオイルと言えます。
その分値段も高いです。
普通に走る方は、高温側の数字は余り気にしなくて良いでしょう。
しかし、スポーツカーに乗って、がんがん飛ばす人は、高温側の数字が大切です。

安売りオイル入れてると、がんがん高回転まで回すと、
エンジン内部にどんどん傷が入ります。
その結果、エンジンの寿命が短くなります。
特にロータリーエンジン車に乗っている方は、要注意です。

一般に標準の粘度は5W30です。
もうちょっと軽くして燃費を良くしたいと思う方は5W20に変えれば良いのです。

逆にパワーのある車で5W30と言うオイルを使うと、高回転まで回した際にオイルがヘタってきて、
油膜が薄くなり、エンジンブローとなるわけです。
エンジンブローしなくても、確実にエンジンの寿命が短くなります。
そういう方は10W40に変えれば良いわけです。
更に上まで良く回す人は10W50を使用します。
ターボ車の場合は、固めのオイルの方がブースト掛かった時のフィーリングは良いですね。

ただし、粗悪オイルと高品質オイルでは、粘度が同じでも、
高品質オイルの方が、軽やかでトルクのある走りになります。

ドライスタート
オイルが油膜を張るというのは、エンジンが動いている時です。
エンジンが止まっている時は、オイルパンに落ちていき、最終的には
エンジンは、オイルが無い状態になります。

つまり、エンジンをかけて
いきなりスタートすると、当然油膜が薄くなっているので、エンジンに
かなりの負荷がかかります。その結果、寿命が縮むわけです。


長々と書きましたが、私のお勧めはレッドラインオイルです。
アメリカの超1級品オイルです。

私は、昔カストロ 、マグナテック、RS、シントロンなどを使っていましたが、
もっと、燃費を良くエンジンの寿命を延ばしたかったので
巷で噂のレッドライン(10W40)を入れてみました。

やっぱ、定価1Q(0.95L)3500円だけの事はあるな〜、が第一感想ですね。
低回転から高回転まで、ストレスなく、気持ちの良い加速をします。
PAOオイルなんて、話にならないぐらいスムースな加速です。
PAOは長持ちしますが乗り心地の悪い状態で長持ちされても困るわけで。
愛車にはレッドラインオイルだと実感しました。
ただ、定価じゃ買いません。

一般に、レッドラインは、
表示粘度より(ー5)W(+10)だと思っていいでしょう。
レッドラインオイルの油膜の強さは有名ですね。

レッドラインオイルを使い始めてからも、色々と違ったオイルを使ってみましたが中々いいのがありません。

雑誌に載ってるとか、宣伝にお金をかけているようなメーカーはその分、価格に上乗せしています。
メーカーによって利益幅も違います。
カーショップに営業にいくようなメーカーもその分上乗せしています。
高いオイルと言うのは、人件費でできている。と感じる今日この頃です。

結局、レッドラインオイルなんですよ。


レッドラインオイルの説明


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